湯たんぽ

一昨年くらいからエコブームにのり、かわいい湯たんぽが出回っていますね。
かなPの部屋では、新人の朝の仕事は湯たんぽにお湯を入れて全員に配る事です。
やかんが湯気をあげてシュッシュッとお湯を沸かし、湯たんぽにお湯が入ると
たぽたぽっと揺れる音、優しい感触がします。
これ、私の友達に教えてもらいました。
税理士の彼女はお客様のところを回るので、
ある女性経営者の会社で、全員が使っていたのを見て、早速取り入れたそうです。
その友達の家に泊まりに行った時、湯たんぽを渡されてすっかり感動した私は
すぐに真似をして全員に配りました。

湯たんぽは日本のもののようですが、中国から渡ってきたものでした。
唐の時代に「湯婆」と書いて、「タンポ」と発音されていた。
室町時代に日本に入り、その際にわかりにくいので「湯たんぽ」と
なったのだそうです。
当初は陶器製、大正時代に金属になり、戦中に陶器製が復活。
戦後、トタン製が主流になりました。

現在ではポリエチレン、プラスチックなど素材もさまざま。
会社で使い始めてから、自宅でも使うようになったスタッフもいて、
教えてくれた友達に感謝しながら使っています。