お礼の手紙

先月、新しいスタッフの募集で採用試験をしました。
2週間くらいは採用の仕事にかかりっきり、
書類選考に残った8名の方の面接もしました。
その中に、採用はしなかったものの印象に残り、採用を迷った方がいます。
履歴書が届いたのが応募締め切りのぎりぎりで
内定を考えている人がすでにいましたが
履歴書をみて、本人と会おうと決めました。
本人にもその旨を伝え、よほど素晴らしいものを持っていない限り
採用にはならないことを理解の上で、筆記と面接試験に来てくれました。
筆記の結果は100点満点の試験に96点、と今までの最高点。
間違ったところは時事問題でした。
逆にいうと他は完璧な出来で、非常にびっくりし、思わず答え合せと解説をしました。
学歴も高く、性格も素直、ですが迷った結果、やはり内定をほぼ決めていた方を
採用することになりました。
残念な気持ちと応援する気持ちで、結果連絡の際に20分くらい話をしました。
そうしたら、なんと、先日お礼状が届きました!

シンプルな封筒にきれいな切手を貼り、丁寧な心のこもった字でした。
採用人数が多ければこの人も採用できたのに、と残念な気持ちでいっぱいです。
こんな時代に、ピュアで、しっかりした躾を受けて育った人が
なかなか就職が決まらないのは辛いですが、頑張って欲しいなぁと思います。
また、ご縁があるかもしれませんね。
お礼状、どうもありがとう。とても嬉しかったです。