気付くということ

気付く人と気付かない人では、その人生に大きな違いがあります。
私は、そう思っています。
会社に置いてある自転車。
使用後に次の人が使いやすいよう元通りに直す人、
何も考えずに自分が置きやすいよう、最初とは別の向きで置く人。
ゴミが落ちていたり汚れていたら整頓する人、気付かず素通りする人。
相手が不満そうに聞いている、相手が納得していない、と
感じてその意味を探ろうとする人。何も気付かない人。


時々、心に思った事を口に出してしまいます。
「あの方の機嫌が悪くなってしまった・・・。」
「そんなことないよ。気にしすぎだよ。」そう言われても心は軽くなりません。
後で確認すると、やはり思った通りの原因がある事の方が多いからです。
勿論全部の事に気付くわけじゃないけれど、
たくさんの方と接し、周りの事にも目を配ろうと思っていると、
だんだん気付く力は訓練されてきます。

気付くがために、面倒なことに気付いてしまった、そんなことやりたくない、
そう思う人もいるでしょう。
気付いて得する事もたくさんあるのに。
そして、多分気付く方が、もっとたくさんの方と関わり、
深くて楽しい人生が送れる気が、私はします。