感動を与えるサービス

先週、お客様に同行し新潟で食事をしました。
新潟は駅近くに繁華街が無く、駅から車で5分程離れた「古町ふるまち」で
食事をするのが一般的です。

寿司割烹 丸伊、以前とても美味しかったので、予約をしました。
期待を裏切らない味で、特に「のどぐろ」という新潟のお魚は絶品です!
喉が黒いのでのどぐろと呼びますが正式名は「赤むつ」、高級魚です。
新潟出身の父に言わせると昔はそれほど高くなかった、
そうですが、丸伊では姿の塩焼きが¥3,200でした。
因みに、父が何年間もあまりに「のどぐろ」が食べたいというので
銀座のそう高くないお店で取寄せしたら倍以上。
そんなにすると知らずに頼み、後でびっくりしてしまいました。


お寿司は、2007年の新潟政令指定都市誕生を祝い、
新潟市のすし職人が厳選した極上10カン「極み」。
2,3カン頂きましたが、確かに極上。¥3,000とは、かなりお値打ちと思います。


食事後に、最終の新幹線で東京に帰る為、少しバタバタとお店を後にしました。
ジャケットを忘れた私を、お店の方が慌てて追いかけてくれました。

その翌日、お客様が掘りごたつの足元にメガネを忘れた事に気付いたそうです。
着払いで送付をお願いし、すぐ届いたそうですが
同封されていた手紙に感動しました。
『お忘れ物に気付く事が出来ず、申し訳ありませんでした。』と、
送り主のフルネームも添えてありました。
そして、送料もお店が負担し、着払いではありませんでした。

本物の味を提供するお店というものは、サービスも本物である、と感じました。
また是非足を運びたいと心に思い、私もそういうサービスをしたい、と
改めて思ったのでした。