アインシュペナー

3月にオーストリアに行った以来、5か月ぶりでアインシュペナーを飲みました。
アインシュペナーは、日本のウィーンナー(ヴィナー、ウィーン風)コーヒー。
時々ウィーンでお客様に聞かれるのですが、現地で
ウィーンナーコーヒーとオーダーしても出てきません。
現地ではアインシュペナーという名前で
生クリームを浮かべて(ウィーンだと浮かべて、というよりたっぷり
同量のホイップクリームを上に乗せます。)飲むコーヒーのことです。
オーストリアにはコーヒーの飲み方が相当たくさんあり、
メニューを開くと少なくても10種類は書いてあります。
地方によっても多少呼び方が違うし、ミルクを入れる量が多いのと少ないのでも
名前が違います。


そんな中でも私が好きなのがこのアインシュペナー。

必ずこのようなガラスのカップに入って出てきます。
一頭立ての馬車という意味だそうですが、
昔、御者がこれを飲んで寒さをしのいだことに由来しているらしいです。


日本で、オーストリアそのままを味わえるお店はあまり多くはないと思いますが
昨日友達に紹介された、青山のカフェラントマンはウィーンが本店だけあり、
それに近いものが再現されていました。
ウィーンのCafe Landtmann、とても素敵です。ケーキが美味しい!


以前、彼女と一緒に行った四谷のドイツ料理、ラインガウ。
ここも美味しかったです。
大好きなリースリング種のワインと、ドイツパンのプレッツェル
本物の味です。
親子でオーストリア、ドイツ好きだけあって、よく調べたり知っているものです。


昨日のカフェラントマンはディナーコースでも¥3,200で
食べきれないボリュームだし、テラス席もあって、
覚えておいたらちょっと便利なお店でした。