帰国

今日、名古屋中部国際空港に着きました。
そこから新幹線で東京へ。


11日振りの東京。
東京駅のエスカレーターは動いていませんでした。
スーツケースは名古屋から送ったけど、キャリーがちょっと重い。
地震で逃げる際に痛めた右手が、
無理をしているせいかまだ治らず。
荷物を全部左手に持って、頑張って階段を上がります。


出社して、テレビをつけると原発のニュース。
聞いてはいたけど、まだ解決していないのですね。。。
原発津波の被害。
あまりに悲惨な状況に、何を見ても涙が出そうになります。


ポーランドで、私たちが津波の国日本から来たことを知るポーランド人に
何度か声をかけられました。
「福島から何キロ離れているの?」
「大丈夫?」
ある教会では、日本に義援金を贈る為の募金をしていました。


ドイツから来ていた日本の方と話しをしました。
過剰だと思うくらい、毎日原発のニュースでみんな心配している。
近所の親しいドイツ人は、もし日本から友達が避難してくるなら
部屋を貸せる、とまで言ってくれてたくさんのドイツ人の
友人から日本は大丈夫か?と連絡がくるそうです。
日本人の友達がいる人はその人たちを心配し、
いない人は自分たちに降りかかるのではないかと、原発の影響を心配する。
全部そうではないけれど、そんな風に感じました。


日本の外の人が私たちを心配してくれる。
では日本国内の人たちは?
自粛せざるを得ないこともある。
でもそれが過剰になると更に経済の回復が遅れるのでは?


今回の地震が及ぼす影響、それぞれの立場で皆考えが違うことでしょう。
考えさせられることがたくさんありますね。