箱根 ポーラ美術館

初めての美術館へ行きました。
受付の数人の女性もみんなきれいで、入った時から少し雰囲気が違う。


3回、レシートを出し直して頂くような出来事がありましたが
その時も冷静に、感じ良く。
「すみませんでした。お手数をお掛けして。」と、私が言うと、
「いいえ、こちらの方こそ。」


つい一週間前に、長崎グラバー園で人数が違い領収書を書き直した
受付の方に「簡単に言われても。これで一枚無駄になりますから!」と
かなり強く言われてびっくりしたことを、えらい違いだな〜と
さっとそれを思い出しました。
あの時はどしゃ降りの雨の中、30名でやっとたどり着き、受付をしていたら
お客様から「○○さんが、雨で滑って危ないから来ませんって。」と言われ
「すみません、30名になりました。」と言ったのですが・・・。
「最初から言って下さい!」
「あ〜、私も今言われたので・・・。」

「これで大丈夫ですか?もう書き直しませんよ!」
最後に「あの〜、観光地ですから、もう少し優しい言い方をした方が・・。」と
言ったら「あ〜、ごめんなさいね。」
嵐のような雨の中、駐車場から坂をあがり全身ずぶぬれになって
たどり着いたのですよ!!
雨の中大変でしたねぇ。くらいの一言が欲しかった・・・。



と、それに比べ、ポーラ美術館の皆さんの教育レベルの高さに感動しました。


ところで、美術館の受付で手間取ったので、
すでに先を行くお客様に追いつこうと私が
小型のキャリーバッグを持ったまま入口を入ろうとしました。
「あちらにコインロッカーがございます。」
「あ、でももう皆様が入られて、時間がないので大丈夫です。
重くないし。」と突破しようとしたら
「では、内緒でこちらでお預かりします。(書いちゃったけど・・)」と
答える間もなく、素早く私の手から受け取り、
さっと控えの番号札を渡してくれました。


これだけでも「すごいなぁ。」と感心していたら
帰りに思わず褒めてしまう一こまが。
お客様は建築関係の経営者の方ばかりだったので、自然と調和する建築、
地下に穴を掘って建物を建てたという説明を係の人にお聞きしたところ
一枚だけパンフレットを頂きました。
建築家の方用に出している説明なのだそうです。
人数分欲しいというと、受付にしかないとのことで
帰りに受付に寄りました。
すると、まだ言ってもいないのに私の顔を見るなり
さっと人数分のパンフレットをくれるのです。
いったい、どうなっているのでしょうか?
さっき私が尋ねた方が受付に言っておいてくれたのですよね。


「サービスが素晴らしいですね。」と声をかけてきましたが
あぁ、そうそう肝心の美術館も、建物も一見の価値ありです。


帰りは箱根湯本の手前、登山電車の車窓からあじさいが満開でした。
そして最後は箱根湯本駅近くで温泉まんじゅう「箱根のお月さま」と
栗まんじゅう「月のうさぎ」が私のお勧めです。