唐芋(からいも)

唐芋って、九州に行くと聞きますが、
さつま芋と何が違うのかなぁと思っていました。
今日、九州の方からたくさん送って頂いたのを機会に、
調べてみると、要はさつま芋のことを九州や沖縄では
唐芋と呼ぶのでした。


そもそも、原産はペルーで、スペイン人、またはポルトガル人によって
東南アジアに入り、中国を経て琉球、九州に上陸したんですって。
だから唐の芋、だったのですね。
今では鹿児島が、国産の4割を占める訳は(あ〜、そうそうだから
関東では薩摩芋、と呼びますね。)
水はけのよい火山灰を多く含んだ土壌で育つのだそうです。
そういう訳でした。
同じ日本でも、食べ物も北から南にいくと随分違います。


ところで私、九州の食べ物って好きなものが多いです。
鹿児島で私の大好きなものと言うと、刺身のつま。
関東は大根ですが、鹿児島の刺身のつまといったらこれ!
「といもがら」と呼ばれる、ハスイモの葉柄(ずいき)です。
薄切りにして出てきて、断面に空気穴みたいなのが
たくさんあいています。
でも、東京にいると普段なかなかお店で出てきませんもんね。


と、いうことで唐芋を頂くのが楽しみです!