自己アピールの仕方

先日、私の仕事が重なったので以前いた会社から
応援の添乗員さんを手配しました。
評判も上々だったのですが、更に自分をよく見せる為にはどうするか、
そこがちょっともったいない感じ。


帰着の際に、担当者へ報告すべきことがあれば
普通は電話でささっと報告をします。
パッケージツアーの添乗だと更に詳しい添乗員の報告書、
いわゆる詳細なレポートを提出するのが一般的ですが
国内1泊2日の仕事だし、お客様も親しい会社でしたので
私もそれほど心配せず、詳しい報告書も求めませんでした。


結果、お客様から問合せのあった内容がよくわからず
2度も会社を通して添乗員から連絡をもらうことになり
お客様への報告にも手間取りました。


2度目にメールで報告を貰いましたが、とても丁寧に、
それを読めば一目瞭然に書いてありました。
こんなことなら最初から、メールで気になることだけ報告しておけば、
お互いに無駄なやり取りもせず一回で済んだなぁ。

今回のような短い内容なら、時間的には10分で済むけど
文章にするとあぁそうだった。これも報告しようと
より詳しい内容を伝えられる。
口頭だけで報告しても、相手が覚えてなければ
そんなこと言ってたっけ?となっていざという時には証拠にもならない。


こんな時代だから、添乗員のような仕事は自分で自分のよさを引き出せば
それだけ自分の差別化ができて指名回数も増えることになります。


決められたことだけ、言われたことだけ、
をしていても仕事に困らない時代はもう終わったと思います。


今は、自分で気付く人がどんどん勝ち残っていく。
自分を高めようと努力する人が目立ち、
出る杭が打たれることはあんまりないように思います。
逆に自己アピールをしないと知らないうちに置いていかれる。
そんな風に考えて、良い意味でさりげない自己アピールをしていくことが
必要なのではないかなぁ。


ついでに、時々「自分のせいではない!」ということを強くアピールする人がいますが
それは基本的には必要ないと思います。
なぜなら、普段から良い自己アピールが出来ている人は
周りがちゃんと「この人のせいではないな」とわかってくれるからです。
「私の勘違いだったら申し訳ないのですが・・」と控えめに言っただけで
相手に「いえいえ、私が言い忘れたかもしれない」と思わせる人は
普段がきちんとしている人です。


結局、普段からの真摯な姿勢、丁寧な報告、
そんな積み重ねが大事な時に跳ね返ってくるのですよね。