3月11日を迎えて・・・

とうとう1年が経ったのですね・・・。
被災した方々にとって、どんな1年だったのでしょうか。


今日のニュースでもやっていたけれど
中学生とは思えない、梶原裕太さんの答辞の言葉を聞いて
あぁ、そうだ、と思い出した方もいるでしょう。
なんて、すごい言葉。

『天が与えた試練と言うにはむごすぎるものでした。
しかし、苦境にあっても天を恨まず運命に耐え、
助け合って生きていくのが私達のこれからの使命です。』

私なら、そんな言葉を言えただろうか。。。
だけどそうやって、強く生きていかなければならないのですよね。


現地へボランティアに行く友達をすごいなぁと思い
何が出来るかわからず、自分の時間もままならず。
そんな中で見つけた、忙しくても出来るボランティア。
必要なものを欲している人とサイトでマッチングして、
自分の持っているものを本人に送る。
私が5月から続けている事です。


先月ある方から、こんなメールを頂きました。

『かなえ様、今日も今お荷物届きました。

ごめんなさい!いくらなんでもと反省してたのです。
あんなに頂いたのに。
しかも送ってくださるなら着払いでよかったんですよ。
今日のバックも素敵です。

素敵な物ばかりで昨日もうまく言い表せない、心から湧き出る幸せ感じました。
避難所では信じられない意地悪や、7月に出てからも精神的に参っていました。
好きな物に囲まれてた生活を失った喪失感や、不自由な生活や先の見えないあせり。
やっと前向きになったところで、ひとすじの光と感じたのがプラットフォームでした。』


「心から湧き出る幸せ」
これを読んだ時、はっとしました。


プラットフォームというサイトで、
お金をたくさん出して、食料や電化製品を送っている方もたくさんいます。
私には私に出来ること、と思っているけれど
中古の服や、バッグや布団。
そんなものでも思いを込めて頑張ったらちゃんと伝わる。
生きる為の力にもなる。
「見ず知らずの方から頂いて、生きる気持ちになりました。」という
手紙をもらったこともあります。


暫くそういう気持ちから遠のいていたことを反省しました。


ちょうど今日、お客様から東北の被災地も旅行の候補地に入れて下さい、
というメールがありました。
そうでした。
旅行会社なんだから、もっと他にも出来ることがありました。


もう少し、私も一緒に歩いて行きましょう。