あっ!バリケードが倒れる!?迫力の三社祭

朝4時45分に起きて、三社の宮出しを見に行きました。
浅草寺裏で、すでに人がたくさん待っています。
宮出しをする浅草神社までたどり着けそうにない。ちょっと焦る。
浅草寺境内に入るとおびただしい数の担ぎ手たち。
今年は2年ぶりしかも700年祭ということもあり、各地から担ぎに来る人も相当多いみたい。
「宮出し」は、一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮の3つの重さ1トンほどの本社御輿を組ごとに順番に担ぎます。


途中、担ぎ手以外は立入禁止。バリケードより前に進めない。
そのうちにピーと笛が鳴って、神輿が上がりました。
しまった。音はするけどどこで動いているのか全く見えず。

そのうちバリケード内にも入りきれなかった何百?人の担ぎ手たちが
どんどん前に進み、私達一般人がバリケードのすぐ前にたどり着きます。
私の前には低い柵があり、すぐ横のバリケードにはすでに
たくさんの人がよじ登っている。
「危ないです。降りて下さい。」警察の呼びかけ。

一人の年配の女性が、「全然見えない。ここに来るのかしら?」と
つぶやいているとバリケードで隔てられたすぐ前の一人が
「おばちゃん、ここ通るから。そこで待ってれば絶対見れるから。」
その声に周囲の見物人も私も、
そうなんだ。じゃここでじっとしてよう、という空気。


そして!待つこと1時間半。ずっと「ソイヤ、ソイヤ」という掛け声や
笛の音、神輿も遠くにちらちら見えるのでそんなに長く感じなかったけど
ようやく、目の前までやってきました。
周りで携帯やデジカメが高々と上にあがります。
と、その時!
神輿が大きく動き、その波で周りの人がずずっ〜と押され
バリケードと、私の前の策が見物人の方に大きく傾きました。

あっとみんな後ろに下がります。

柵のすぐ前の、さすが体力のある担ぎ手達が顔を真っ赤にして
踏ん張り、倒れはしませんでしたが
下に車輪のついたバリケードは5mくらい後ろに動きました。


ふぅ。危なかった。
御神輿はあんまり近くで見ると大丈夫と思っても、一瞬でどどっ〜と動く時があるのだ。


でも、すっごく良かった。
熱気に圧倒され夢中になりました。
三社祭、初めてちゃんとした見方をした気がしました。



ところで、日没に神輿が神社に戻るのですが、
今のニュースで8時頃に戻るって!
しまうところ、急いで見に行かなくっちゃ!!