星 奈津美 銅メダルの裏側

本日、暑い日本に帰国しました!
滞在中、昼間は半袖、朝ホテルを出る時と夕食時は上にフリースという気温。
涼しい、というよりは寒いけど快適だったなぁ。
残りの日本の夏に順応できるかしら(^_^;)


さて、競泳の結果ですが弊社のお客様であるスウィングループからは
なんと3名もオリンピックに出場です。
イナホスポーツから面識はありませんが高校新記録保持者内田美希ちゃん、
400mリレー7位。
そしてスウィン大宮の高校新記録保持者の大塚美優ちゃん。
残念ながら決勝進出ならずでしたが400m個人メドレーと200m背泳ぎの2種目。


そして、私が直接会場で応援したのはスウィン大教の200mバタフライ星奈津美
見事銅メダルを獲得しましたが、レース直後は拍手をしながらも
一瞬言葉を失う、何とも複雑な心境でした。
直後にアップしたフェイスブックにもおめでとう!って1行だけしか書けなくて。
なぜって・・・金を期待していたからです。
帰国後に、本人のインタビューで
「口には出さなかったけど金をかなり意識していた。」というのを聞いた。


「メダル取れたんだからすごいですよね?」と言いながら、
それを口に出していいかどうか迷いながらも
私も思わず「人間は欲が出ますよね。金、金って思ってたから
ついあぁ残念。惜しかった。悔しい。と思ってしまって。」


今回は北島康介が金を逃し、結果、他に金を取れそうな
星奈津美に全ての期待がふりかかり、
本人は相当なプレッシャーだったのではないかとも聞きました。

世界ランキング1位で後半の追込みが強い、なっちゃん
でも150mのターンが終わった時にここからどうやって?と祈るような気持ち。
結果、3位が確定した時はほっとしたというのが正直な心境。
「あぁ、よかった。メダルが取れた!」

「期待されないのも辛いし、期待されすぎるのも辛いよね。
メダル、メダルと思ってきたけど終わってみるとなんだかあっけないね。
でも、夢を見させてくれたからね。」
関係者の方の言葉。はい、私も夢を見させてもらいました。



過酷な世界ですね。北京オリンピックから4年。
4年間大変な練習を重ねて、結果はたったの2分。
でも、メダルの獲得はなっちゃんの所属するスウィン大教にも
大きな効果をもたらすことでしょう。


帰国して、新聞でなっちゃんの笑顔の記事を見て
それでやっと心からよかった、おめでとう!と言えました。
メダリストになれてよかったね。本当にお疲れさま、なっちゃん