人を育てるという事

先週のカンブリア宮殿で、「理想の人材」というのをやっていた。
予告でファーストリテイリングの柳井社長、日産のカルロスゴーンを見て
期待大の私は、急いで帰る。
まさに今の私にとって一番の課題、人材教育。


勝ち組企業「ニトリ」の想像を絶する新人研修風景。
今の社会にあって、挨拶のおじぎが合わない、声が揃っていない、と
研修早々何度もやり直しをさせるあまりの厳しさに、新人たちは
「こんなところ辞めたい」と声を発するのかと思いきや、
学生時代とは全く違う緊張感です。と意欲を見せる。

「日々の仕事を期待以上にやり遂げる人材」マクドナルドCEO
「やった方がいいと思ったことを素直に実行できる人材」ABCマート社長
「自分の“ロマン”と“ビジョン”を持つ人材」ニトリ社長
出演した名経営者たちの金言も心に残ったが、
最も納得できたのは番組のメインインタビュアー村上龍、編集後記のこの言葉。

「甘え合うことが美徳になっている社会では、自立は軽視される。
だが、国際的な競争の渦中にある今、個人も会社も、もう甘え合う余裕はない。
重要なのは成功ではなく、何とかして「生き残る」ということだ。
個人も企業も国家も、生き残るために日々何をすべきか、それが問われている。」


何とかして「生き残る」ということ。
では生き残る為に日々、何をすべきか?
私は人材教育の為に、何を考えるべきなのか?
まさに今、生き残りをかけて真剣に戦える人材と企業だけが、
次の時代に繋がれるのだ、と思える。