地震から6日目

テレビを見ていると、本当に辛くなりますね。
燃料が足りなくて寒いなんて、うちには先日ウィーンが温かくて使わなかった
ホカロンも、要らない毛布も布団も、温かいコートも
服もあるのに、救援物資はまだ届けることもできない。
ボランティア協会代表の方がインタビューで言っていました。
燃料が不足して届かないので、まだ救援物資の呼び掛けをしていませんが、
その時の為に、まず自分の身近で出来ること、募金や
必要な物資を集めておいたりすることです、と。


こんなに先進国だと思っていても、水がないとか、
困っている人に物資を届けることができないなんて。
特に身内がいたりする方は、黙ってみているしかできなくて
辛いでしょうね。


数年前に小千谷地震に見舞われた時、新潟出身なので、
救援物資を送りました。
何度かけても小千谷の役場に電話が繋がらず、
テレビで呼びかけていた消耗品、割り箸、紙コップ・皿、
トイレットペーパーなど、私の出来る範囲で送りました。
でもそのすぐ後に、呼びかけたら全国から消耗品が来すぎて余ったという
報道を見てがっかりしたのを覚えています。
地震被害が少し落ち着いた頃、小千谷からお礼の手紙が届きました。


確か簡単な文面でしたが、忘れた頃にわざわざ送られてきたお礼状に感動して、
復興してから立ち上がった「おぢやファンクラブ」という復興を応援する会、
地元の特産品などを申込んで購入する会に入会し
たまにですが食品を購入しています。


多分、何かしたい、と思う方がたくさんいるのではないでしょうか。


タイガーマスク運動の時も、私はすごいなぁと思うだけで、
何もしないでしまったけど、
たくさんの温かい心を持った人たちの住むこの国を、大切に思います。
みんなで「自分に出来ること」それを見つけたいですね。