指導者の名言

そういえば、ずっと昔聞いたことがあった。この言葉。
その時はピンとこなかったのか、そんなに感銘を受けなかったのだけれど。
今、人に教える立場、そしてある場面では人に教わる立場になって
本当に心からその通りだと思えます。



『やってみせ、いって聞かせて、させてみて、
褒めてやらねば人は動かじ』

山本五十六 (元帥・海軍大将・連合艦隊司令長官



ただ怒られる、叱られるだけで成長出来る人は
よほど心が強く、意志のしっかりしている人なのかもしれません。
普通の人は、きつく言われたり、馬鹿にされと感じたら
恐らく凹んだり、むっとしたり・・・。
知らず知らず、その人に警戒の壁を作ってしまう。
人は誰でも傷つきたくないから、
自分を傷つけるかもしれない人から、
無意識のうちに少し離れたところに立っていよう、と思ってしまう。


「褒める」これがどれほど大切なことで、人の心に訴え、
人を動かすことが出来るものか。
「褒める」ことはずっと意識してきたことだけれど、
でもそれでも最近になってやっと、常に常に、「褒める」ことを心に置いて忘れず、
その瞬間を逃さず褒める、という思い描く理想に近づいてきた気がする。


そしてその逆、褒めない指導者に出会った時、自分が嫌な思いをしそうな時に
いかに平常心を保てるか。
その方が「人がついてくる指導者」になれるよう、
私に出来ることがないのか。
そんなことも考えられるような私になれたら、いいね。