ウィーンで危うく殺されかけたお話。

昨日はウィーンで最後の夜でした。
非常に和やかな雰囲気で楽しいイタリアンディナー……ウィンナーシュニッツェル始め、
ウィーン料理ばかり食べさせられた皆様は、いくら美味しいと言ってもさすがに飽きたご様子(^_^;)
最後はイタリアンになりました。

オススメ、アンティパスト

とっても美味しく大好評でホテルへ。
ロビーでインターネットが繋がらないので、仕方なく一旦部屋に戻ると部屋の電話がなりました。

お客様から何かご質問かな、と受話器を取るとフロントからで、渋い感じのボイス。
ホテル滞在についてのアンケートに答えて欲しいとのこと。
私は快く、いくつかのクエスチョンに答えました。
サービスはよかったのですが身長の高い方、
一人アメリカ人の身長192cmの方には特にベッドが小さかったことなど伝えました。

食事は?の質問には朝食がとても美味しかったことも忘れずつけ加えます。
特に私のお気に入りはとろりとチーズをかけて焼いたトマトと、フルーツたっぷりのヨーグルト。

最後に部屋に滞在している人数と年齢、
またウィーンに来るならこのホテルを選びますか?と聞かれクエスチョンは終了です。
このアンケートのお礼に、しかも丁寧に質問に答えてくれたので、
朝食、夕食、またはマッサージのサービスが受けられるそうです。
でも、明日帰るし、と思いながらどれがいいかと聞くので、じゃあマッサージをと答えました。


この後、マッサージのサービスは部屋に来てくれるそうです。
通常70ユーロだけどもちろんタダで。
今?というと、10分後にと言うので、この後またロビーにメールチェックしに行くし、
荷物のパッキングもあるので要らない、と言うと、それなら了解、と最後まで丁寧に電話は切れました。

すぐに、ロビーに降りてフロントにこの電話について聞きました。
話を聞くうちにフロントの女性は首を振り始め、そんなはずはない…。
マッサージがこのホテルにあるかどうか聞くとそれもない…。


こわ〜い。だから部屋の人数も聞かれたんだ。一人じゃどうしようもないもんね。
マッサージ、と言われてだいぶ肩も凝っているし、かなり魅力的。
フロントに確認して間違いなかったら今から頼めるかな?と思ったことに
フロントの女性と一緒に震えあがりました。
夜中は男性のマネージャーがいるからまた電話があったりしたらすぐに知らせて、と言われ
この件もマネージャーに報告しておきます。ごめんなさい、と何度も言われました。


ヨーロッパでは、オーストリアは治安がいい方だし、
カフェで貴重品じゃなければ荷物を置いてお手洗いに行ってもなくならない。
だけど、やっぱり犯罪は存在するのだ!


もし、うっかり信用して誰かを部屋の中に入れていたら!
お金か、暴行か、殺されたかも。


何年も前に、ニューヨークの高級ホテルのエレベーターで、
首にナイフを突き付けられたことがありますが、
やっぱり海外では油断禁物です。

それに、海外にこれだけ慣れているかなPでも一瞬、信じてしまいそうになるのですよ。
いろんな犯罪があるはずです。

ほんと、気をつけなくちゃね。
一応、ドアの内側に椅子2つとスーツケースをバリケードにして寝ました。
ぷっ〜。びっくりした出来事でした。